2011年11月18日金曜日

被災地の視察に行ってきました

11/9(水)-10(木) 宮城県宮古市から釜石市周辺の被災地を、安全安心に関する特別委員会のメンバーとして視察してきました。

最初に行った宮古市田老地区は、X型の海面高10mの要塞のような防潮堤で津波対策は万全と思われていましたが、今回の震災で200名近い死者・行方不明者を出していました。

田老漁港から高台にある旧町役場まで500m程度の平地にあった住宅は基礎を残してほとんどすべてがなくなっていて、まるで遺跡のようでした。

『津波てんでんこ』・・ 津波が来たら個々で逃げろ、家族や仲間が亡くなっても自分の命を守れ、という古くから大津波に襲われた教訓から、この地域に歌い継がれている歌だそうです。

(防潮堤の上からみた風景)

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