2014年12月18日木曜日

衆議院議員選挙

先の衆議院銀選挙は現職の堀井学氏が当選し、自民党の安定政権が継続するかたちとなったことから、苫小牧市を含めて胆振・日高地方においては良い結果になりました。
『アベノミクス解散』と言われている今回の選挙でしたが、候補者から有権者に対して明快と言えるような解散の理由については聴くことができなかったように思います。

安倍総理自身、『消費税増税の先送りの信を問う』とわかりやすい言葉を使ったが、なぜ先送りしたのか?について、またアベノミクスの最大の目標である『デフレ脱却、H26インフレターゲット2%』について、国民にわかりやすく説明することが、なぜできなかったのか?

デフレとは物やサービスの値段(価値)が低下するので、現在給料をもらっている人や貯蓄率の高い高齢者にとっては非常に良い環境だが、サービスを提供する側、給料を払う側にとっては厳しく、企業は衰退し、学生は就職難となっています。
あくまでも私見ではあるが、今回の選挙はデフレからインフレ、つまり、現在のサービス享受者の中心を高齢者から、企業の再生と日本の将来を担う若者にかえていくこと、これがテーマではなかったのか?

政治に関心のない若者を持ち上げて、大票田とも言える高齢者に不都合な政策を訴えることは選挙ではご法度なので説明できなかったのか?
やはりわからない。

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