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【 甲府と言えば竹田信玄 】 |
会派緑風で、甲府市の小中学校の適正配置について視察にいってきました。
甲府市は山梨県の県庁所在地で人口19万6千人221.41平方kmで、苫小牧市と比較すると人口が1割多くて面積が5分の2程度。
小学校の児童数約10,000人・28校、中学校の生徒数5,250人・15校で、苫小牧市は小学校の児童数9,423人・23校、中学校の生徒数4,686人・16校になっていて、小学校においては比較似たようなデータになっています。
甲府市の統廃合は児童の減少が著しい3小学校を新設校1校に(H18)、2小学校を新設1校に(H23)合併し、また増加が著しい1小学校を校舎増築で(H24)で対応しました。
中心市街地の児童が減少していて郊外で増加という苫小牧と似たような環境で、甲府市は『合併と増築』という手法を選択しています。
苫小牧市では拓進小学校を新設しましたが、同市においては(学校は地域コミュニティの中心であり)地域自治会の分割などの問題に加え、リニヤ新幹線駅設置の可能性もあり、今後の人口分布が見えないことを考慮したということでした。
地域の事情もそれぞれあるので一概に言えませんが、沼ノ端地区はアパートも多く、若い世帯の減少が少ない方だということを考えれば、苫小牧は『新設』でよかったと思います。