2013年2月14日木曜日

苫小牧市美術博物館にいってきました

【 博物館の地下、土器の収蔵庫 】
二木会の議員で今年オープンする苫小牧市美術博物館の建設工事が大方進んだので見学にいってきました。

博物館の落ち着いた色合いと違い、白を基調にした明るい雰囲気で、天井が高く開放的な感じがしました。
3つの展示室と屋外展示はそれぞれ広くはありませんが、入口からゆっくりと鑑賞してまわればそこそこ楽しめるとおもいます。

一般的な美術館のイメージとは違い明るい展示室がどうか?という印象でしたが、苫小牧のイメージカラーが“灰色”ですから意外とあっているかもしれません。

外観はコンクリート打ちっぱなしのモダンな感じで、ラウンジから文化公園をのんびりと眺めるのもいいかもしれません。(ラウンジまでは無料ですし)

緑星の里やまぶきにいってきました

【 緑星の里やまぶき 】
社会福祉法人緑星の里やまぶきは重度の知的障がい・身体的障がいの方が多く利用している更生施設で、植苗地区にある4箇所のケアホームに在宅の方が日中活動やショートステイとしても利用しています。

ケアホームは、スプリンクラーや火災報知機、コンロまわりの防火対策などの改造が必要なため、事業者は改造に対して理解のある家主から賃貸するか、もしくは自社の持ち家で運営しなければなりません。

また、寝泊まりする夜勤担当の世話人や定期的に状況確認をする支援員などの人件費や送迎車の運行などのランニングコストも多くかかり、数軒まとめて管理しなければ割高になることから事業者の資金力がなければ、施設の安全性も保つことができません。

先日、長崎県の認知症グループホーム火災で4人死亡という新聞記事がありましたが、これからの高齢者・障がい者グループホームの安全対策をどうするべきかを苫小牧市も考えていかなければいけません。

2013年2月10日日曜日

東京都練馬区にいってきました

【 学校貸出用書庫(実際は傾いていません) 】
甲府市に引き続き練馬区図書館の学校図書支援事業について視察しました。
練馬区は人口70万人で小中学校は99校、区立図書館は12館あり、今回視察した南田中図書館は学校図書館支援モデル事業に基づき、平成21年に新たに開設された図書館です。

図書館流通センター(TRC)が指定管理者として管理運営していて、同じ敷地内にある南田中小学校を含めて4小学校と2中学校の学校図書館に図書支援員を、年間100日(週2回・1日6時間)を訪問派遣しています。
また支援をうける学校においては、書籍の情報化(バーコード)がされていて支援員により選書・廃棄が効率よく行われていました。

南田中小学校の学校図書館にいってみると、『○○ちゃん後で先生にとどけるから、またね』と支援員の人が小学校3-4年生くらいの女の子と話をしていたので、聞いてみると児童全員の名前を覚えているとのこと。驚きました。
苫小牧市でも学校支援事業として『ブックちゃん』に取り組んでいますが、読み聞かせ・ブックトーク・アニマシオン・朗読を通じて、子ども達が支援員を通じて本とふれあうことが本当に大切だと感じました。

子どもだけではなく先生にとっても支援員にお願いすることや教わることも多く、このモデル事業が好評であったことから、平成24年度に新たに指定管理制度を3館に導入し、南田中図書館を含めた4館で33校に学校支援を始めました。

現時点で練馬区としては全館指定管理とする計画はないとのことですが、支援事業をおこなう指定管理図書館と、直営図書館とのサービスの差についてどのような対策を考えているか?との問いには、明確な回答を頂けませんでした。
立場が逆だったら、私も回答に困ったと思います。

2013年2月8日金曜日

甲府市に行ってきました

【 甲府と言えば竹田信玄 】
会派緑風で、甲府市の小中学校の適正配置について視察にいってきました。

甲府市は山梨県の県庁所在地で人口19万6千人221.41平方kmで、苫小牧市と比較すると人口が1割多くて面積が5分の2程度。

小学校の児童数約10,000人・28校、中学校の生徒数5,250人・15校で、苫小牧市は小学校の児童数9,423人・23校、中学校の生徒数4,686人・16校になっていて、小学校においては比較似たようなデータになっています。

甲府市の統廃合は児童の減少が著しい3小学校を新設校1校に(H18)、2小学校を新設1校に(H23)合併し、また増加が著しい1小学校を校舎増築で(H24)で対応しました。

中心市街地の児童が減少していて郊外で増加という苫小牧と似たような環境で、甲府市は『合併と増築』という手法を選択しています。

苫小牧市では拓進小学校を新設しましたが、同市においては(学校は地域コミュニティの中心であり)地域自治会の分割などの問題に加え、リニヤ新幹線駅設置の可能性もあり、今後の人口分布が見えないことを考慮したということでした。

地域の事情もそれぞれあるので一概に言えませんが、沼ノ端地区はアパートも多く、若い世帯の減少が少ない方だということを考えれば、苫小牧は『新設』でよかったと思います。

2013年2月5日火曜日

日新温水プ-ルに行きました

【 日新プール無料券 】
日曜日に家族みんなで日新温水プールにいったのですが、水泳の大会をやっていたので一般解放は5時からということでがっかり。出直して6時ころにいくと、土日利用者へのサービスということでプールの無料券をもらいました。

気分をよくしてプール入ると、子供プールは貸し切り状態でこれまたちょっと得した気分になりました。

帰りに更衣室でジムを利用している知り合いにあったら、100円でジムを利用できるのはありがたいと、何もしていないのに感謝されてしまいました。

悪い事のあとには、いい事があるものだとつくづく感じた一日でした。

2013年2月4日月曜日

苫小牧市心身障害者福祉センターを視察しました

【 児童発達支援プレイルーム 】
苫小牧市心身障害者福祉センター は、身体障がい者の身体機能向上と社会生活訓練を目的とした事業『地域活動支援センターあさひ』と、心身障害あるいは発達障害のある児童の発育・発達を促す事業『児童発達支援(おおぞら園)』の他、視覚障がい者サービスや体育指導、貸館事業を行っています。

利用状況は、H23年度実績で『地域活動支援センターあさひ』が延べ8,541名、 『おおぞら園』が7,642名となっており、利用者は月に5~10回程度の限度内で訓練室やプレイルームを利用することができますが、就学前児童に関しては保護者が同伴しなければなりません。


普通の幼稚園だったら30~40名は余裕で遊べる27畳程度(89.93m2)の大きなプレイルームでも一度に指導できる児童は7名程度。
指導者ひとりに対して児童2名、それに保護者を加えると限界なんだそうです。


就学前の児童に関しては障がいの早期発見が非常に大切であることから、プレイルームの数が限られていることや施設が狭いことなどから受け入れできる人数が限られている現状を知ると、もっと施設を増やす必要があると感じました。




2013年2月3日日曜日

啓北中学校を視察しました

【 亀裂のはいっている校舎 】
啓北中学校は、驚いたことに校舎が傾いていました。
校舎の東端1階の部分に亀裂が見られ、3階部分のコンクリートが崩落するなど、教室として使用できる状態にないことは一目瞭然でした。

他の学校でも問題視されていましたが、非常階段も使用できる状態になく、指定避難場所としてはどうかという印象です。

生徒たちはともかく、地域の人達が避難してきた場合、非常階段を使わなければならないケースが想定されているのであれば、単に教育施設という枠で学校の改修を考えるべきではありません。

現在、学校の整備計画は教育委員会が策定しておりますが、地域の安全安心を守り、若い世帯が住みやすい地域づくりには学校の存在が不可欠であり、その整備計画は市全体で行わなければなりません。

2013年2月1日金曜日

和光中学校を視察しました

【 和光中学校の校訓 】
緑小学校に続き和光中学校を視察しました。

全体的な問題点は経年による地盤沈下で校舎がゆがんでいること。耐震診断では一部Cランクもあり、雨漏りするところがあったり、小手先で修繕できるような状態ではありませんでした。

同校の校訓は『王者の風格』でありますが、残念ながら校舎にはその風格はありませんでした。

同じ校区の緑小学校と比較すると、こちらの方が改修の必要性を感じました。